移動前夜

また明日から環境が変わる、というか元に戻るのだけれども、何と言うかな、時間は僕が働くのを止めてもやはり止まらずに刻々と動き続けていて、それは寝て夢を見ている間も部屋の片付けをしている間もゲームで遊んでいる間もぼーっと寝転がっている間も変わらず、結局人間あるいは生物というものは時間に流されるまま流されているだけで、その中では何かするかしないか動くか動かないかの違いしかないほんの小さな存在に過ぎないと思うのだけれども、その一方で動かなければ僕自身は何も変わらずに時が過ぎるのをただ眺めたまま老いていくだけだから、やっぱり動かないままではまずいのかなと危惧している。
僕は果たして人並みに生きていけるのだろうか。