光陰矢の如し

オリンピック云々言っていたのはもう二週間以上も前なんだな。先週くらいのことかと思っていた。いつの間にか十月も半分が過ぎてそろそろ十一月になりそうだし、長袖で過ごすのが当然になってもいた。
生活面では若干の進歩はあった。朝型生活に近付きつつある。世間一般から見れば全く取るに足らない当たり前のことではあっても、僕のこれまでの生活が真っ当なものではなかったから十分な進歩と言ってもいい。ただ、遅すぎたのかも知れない。二年だもんな。二年間も何をやっていたんだ、という話になってしまうけれども、そこは敢えて考えないようにしよう。逃避的ではあるけれども、正の方向に考えられるようになったのも進歩だ。
ただ身体面ではあまり進歩はない。人混みに行くと気分が悪くなるし、閉塞的な環境も駄目だ。近くにだだっ広い静かな公園なんかがあれば落ち着けて良さそうなんだけどな。住んでいる場所が変に都会だからそういうのもない。
働いていた頃の自分が偉大に思える。今が凡庸以下なのかも知れないな。