他人との関係

人間関係が絶望的にダメだ。感情表現が下手なのか他人を恐れているのか、あるいはその両方なのか、そのお陰で他人といることに妙な緊張感と疲労感を覚えることが当たり前になり、やがて苦痛に感じてしまって、もう一人でいることの方がずっと楽でそちらの方に慣れてしまった。そして余計に人間関係を避けることになり、常に一人で居続けることになる。
十代の思春期にこうした変化が現れると、もしそれについて何の対処もなされなければ、それ以降の人生を本当に一人きりの中で過ごすことになりかねない。他人との交流が盛ん且つ高度になる十代〜二十代前半にかけては、学校・地域・職場で交わされる他の人間との関わりは、その後の人生において社会的な人間として育つための大事な訓練機会なのだろう。
それを拒絶し、怠ると、僕のようになってしまう。