電子書籍

部屋にはもうこれ以上本を置くスペースがないので、漫画などは紙の物理媒体よりも電子書籍を買ってタブレット端末で読むことにした。
しかしこれは危険だ。余りにも手軽すぎて、次へ次へと買ってしまう。買うのも手軽、読むのも手軽で、うっかり何十冊ものシリーズものに手を出したら数日で千円単位で金が吹っ飛びそうだ。危ない。
何しろ本が届くのを待つ必要がない。インターネットに繋がってさえいれば、恐らく世界中どこにいても、購買意思が決定すると数分のうちに読み始めらることができる。便利すぎる。便利すぎて危ない。
買わせる側としては在庫や流通を心配する必要もない。出版不況の中で、様々な会社がこの電子書籍の黎明期に一大商機を見出しているのだろう。ただしその中で淘汰されるプラットフォームもあるはずで、買った電子書籍が数年後にはどの端末でも読めなくなっていた、などということが起こるかも知れない。
そんな心配より自分の未来の方が心配だ。