高校から大学卒後数年までの間のクソな日記帳

引き出しの中を見たら、手書きでノートに書いていた日記帳があったので読み返した。毎日ではないけれども断続的に 8 年程度続いていて、B5 のノートに 56 ページの量だ。細かい走り書きとしか思えない文字で、延々と続く酔っ払いの戯れ言の如くびっしりと埋められている。見た目キモい。
初めの数ページは切り取られている。数年前に、高校入学後の日記数日分が余りにも惨めなものだったので発見されては困ると思って切り取った憶えがある。スキャンしてデータ化したか、捨てたかは憶えていない。
今見返すと、40 ページ程度が高校三年の頃の日記で占められている。ノートの半分以上だ。確かに高校三年間の中では三年生の時が最も楽しかった記憶がある。そして受験もあって最も勉強していた。「今日は 10 時間勉強できなかった」などと嘆いている文もあったから、少なくともそれを目標に勉強していたのだろう。堕落した今の僕の生活からは考えられない。
その前の二年生のまでの日記は、基本的に暗い。一年のクラスにも部活にも馴染めなかったのでもう記憶にも薄い。便所飯はさすがになかったが、昼休みに席を外して教室から出て帰ってきたら席が占有されていたことはあった。もうそんな思い出したくもない思い出しかない。
大学の頃の日記も基本的に暗く、五年間で数ページしかない。もう周りが優秀すぎて僕はどんどん馬鹿になってしまった。そのまま自分に失望感を抱いたような日記が続いて、国試に落ちて浪人になった時で終わっている。
初めの数日分だけではなく残りの日記も余りにも恥ずかしいから、早くスキャンして暗号化して HDD に入れておこう。
ここを見返してみたら、初めのうちはその日記と同じような感じがした。いきなり「働きたくない」から始まっている。ただその精神は今も特に変わっていない。今後も変わらないのだろう。