暑いけれど

やはり考えたが、エアコンはどうも無理そうだ。
まずエアコン専用電源がない。これは金を払って家の電気配線をいじくる工事をしてもらえばいいのだが、面倒臭い。
エアコン用の穴も部屋にはない。これも金を払って壁に穴を開けてもらえばいいのだが、管理組合に許可をもらうなりしなければならないので面倒臭い。
エアコンの室外機を置く場所もない。ベランダにはスペースはあるにはあるが、うるさい室外機を隣室の横に置いたら喧嘩を売っているのと同じになりそうで置けない。
だいいち、この団地はもう築 40 年近い建物だ。その上、埋立地に位置している。堅牢な地盤に建っている実家とこの団地とでは、同じ震度 3 程度の地震でもだいぶ体感の揺れが違う。直下型の大地震が起これば、この団地は倒壊するかも知れない。建て替えの話が何度も出ては消えているが、この問題をこのまま何十年とそのまま放置することは行政がしないだろう。
と考えて、僕にはやはり扇風機とあのコンビニクーラーでこの暑さを凌ぐしかないと思った。アーメン。