イヤーピースが合わない

先日買った Bluetooth イヤフォン、やはり圧倒的に携帯性はいいのだけれども、聴いている内に耳から外れ掛けていく。というかぽろりと外れる。何らかの動きをして外れるのなら解るけれども、ただ静かに聴いているだけなのに外れるものだからどうしようもない。
これはこのイヤフォンの問題では全くなくて、カナル型で耳から外れやすいというのはそもそもイヤーピースの大きさが合っていないのだ。そこで以前に何かを買った時に使わずに保管して眠っていたソニーの S、M、L の 3 種類のサイズのイヤーピースをそれぞれ試して、外れにくいものを選別した。BackBeat Go にもイヤーピースは付属していたけれども、このソニーのタイプのようにスポンジが入っていると遮音性が高く低音が逃げにくいらしい。
一番小さな S サイズのものはまず耳穴にフィットしておらず、隙間があるのか低音が出ないなど音質にも影響が出る。そしてすぐ外れる。
M サイズのものはまあ耳には嵌まる。低音も出てくる。しかし装着している内に耳がジトッとしてきて、何かの拍子にやはり外れる。ダメダメだ。僕は身長がそう高い訳でもなく耳の穴もそう大きくないだろうと思っていたから、この中サイズで十分だと予想していた。それがこれだ。
もうこれは耳がカナル型を拒否しているんじゃないか、と思いながら最後に残った L サイズのイヤーピースを試してみると、意外にもそれが最も適していた。そして最も低音がよく聞こえる。頭を振ったりすると外れ掛けてしまうが、それでも中サイズよりは外れにくい。
どうも耳の穴の大きさと体の大きさは、単純に比例するものではないらしい。あるいは、カナル型イヤフォンが外れやすいかどうかは耳垢のタイプにもよるのかも知れない。耳垢ベトベトの人は外れやすく耳垢カサカサの人はそうではないとか。