一日おきに働きたい

とか言い出したとしたら、上の人に笑顔で「ちょっと来て」と言われて倉庫に連れられていき二人きりになったところでボッコボコにされそう。
けれども望みとしては一日おきに働きたいというものは確かにある。この、毎日出勤する現在、帰宅すれば僅かな暇だけがあり、その中でまた明日のことを考えて早く寝なければならない。その苦痛は週末が訪れるまで繰り返されるのだ。
一日おきに働けたとしたら、その日帰ればその翌日までゆっくり休めるじゃないか。だからその分、働きにも精が出て業務効率が良くなりそうなものだが、そう単純には物事は進まないのだろう。どうせ休みの日の夜には現在の日曜と同じように、働く明日を考えてぐったりしているに決まっている。
そもそも一日おきに働くとなると、給料は半分になる。生活レベルは確実に落ちる、というか物価の高い昨今では生活が成り立つかも不安だ。そんな一日おき労働を社会全体に適用した場合、未婚者は増え、少子化はますます進み、消費は落ち込み、給与は下がり、と悪循環に陥るかも知れない。だから毎日働くしかないし、みんなそうしているし、社会もそうさせている。ワークシェアリングも進まないわけだ。
一日おきに働きたいのなら僕一人でやってろという話か。