それでも私は辞めたがる

他人からすれば本当に些細であろうことでも自然と気に病むから、もう自分でも手に負えない。やはり仕事内容そのものよりも、それに付随する物事が僕にとって働く上での難題になっている。つまり、人間関係。
まず他人と上手く関係を構築できないと思っているから関係を持とうとしてもいずれ最悪のものになるのだろうと勝手に予期して、輪に入りたいにも関わらず自ら進んで輪に入ろうとしない。そして結局孤立する羽目になり、孤独感に苛まされる。それが続いてとうとう疎外されているのだという思いになって、自分は職場にとって不要な存在であるという結論に至り、辞めたがる。今のところ、そのような感じだ。
今の職場では自分と同じ職種が実質いないという特殊性は関係していないこともないのだろうが、それでも全国の同じような立場の人間が僕と同じように孤立して辞めたがっているというわけでもあるまい。他の職種と仲良くやっている人間は仲良くやれている。とすれば、やはり僕自身に問題があるということになる。
つまり、勝手に思い込んで勝手に独りになって勝手に寂しくなって勝手に辞めようとしている。ずいぶんと独り善がりな人間だ。これじゃあ何処でも長く続くはずがない。
この性格はもうずっとそのままだ。これが全く当てはまってしまう。思い返せば中学の頃からそんな節はあった。それ以前に何か嫌な過去体験でもあったか。思い当たらない。
このまま心が朽ちていくのは嫌だな。どうすればいいのだ。