色々と欲しいモノがある

けれどもそれらが本当に欲しいモノなのかは分からない。即ち、物欲。何か面白そうだから手許に置いておきたい、あるいはちょっと使ってみたいだけという興味本位の欲求でしかない。
以前買った、Linux が入っている SD カードもそうだ。3000 円くらいだったが、あの小さな SD カードサイズの中に CPU もメモリも Wifi モジュールも入っていて、カードリーダーに差すだけでそれ単体で Linux として動くという、ガジェット好きの心を動かすモノだった。ネットでその情報を見付けると Amazon で探してすぐに買った。しかし何しろあの小さなサイズでそれだけの仕事をするものだから、当然予期されたことだが熱くなって仕方がない。そのうち自ら溶け出すんじゃないかと思えるほどの熱さを発するから、サーバーとして動かすこともできず、結局届いてからしばらく遊んだだけで今は触っていない。
Lenovoタブレット A1 はその SD カードよりはよっぽど実用的だが、外で使う機会がない。Android は色々とカスタマイズされた Linux だということは分かった。けれどもそれ以上の使い方ができない。ネット上には色々とハックされて面白い使い方もされている情報があるが、そういった何かをするという情熱が以前より薄れていて、する気になれないでいる。何かをするにはより高性能の iPad があるし、それで十分だった。だから結局、広い意味で「文鎮化」してしまっている。
僕は何がしたいんだろうな。