恐怖に怯える

あんなことしなければ良かったのだ。タイミングが悪すぎたのも運が悪いが、こちらの行動も良くなかった。陰湿と言ってもいい。軽率だった。
これを切っ掛けに、もともとそういう系の彼が何らかの妄想を持ち、それが訂正不可能な確信に変わってしまった場合、僕の身が危うい。そして危うい危ういと怯え続ける僕は僕自身で病んでしまうかも知れない。いや、危害を与えられる可能性を想定している時点で、もう病んでいる。
自業自得か。やはりここに長く居続けてしまったのだ。もう帰りたい。