僕は何処へ行く

昨日は色々とハイだったのかも知れない。それで本質が霞んで見えなくなっていた。
要するに辞めたいとか辞めたくないなどのレイヤーではなくて、根本としてやっぱり僕はただ集団の中で働きたくないのだ。それは辞める辞めないという概念を超えて、包括してしまう。一つの職場について辞める気がまだ無いという頭の中の思考は本質的ではなかった。
組織の中で働くこと自体が様々な意味で僕は剣呑である。これは確かなことで、今の職場を辞めずに一年近く続けることができているという現在の事実とは関係がないし、またそれに関連性を求めることにも意味がない。何故組織という集団の中で働くことが嫌なのか。それを理解しない限り、果ては諦めの境地に達しない限り、僕はまた嫌々と履歴書を書くことになるか、悶々としながら老いるのを待つことになるか、どちらかになる。
労働はさておきつつ趣味に没頭して生きられればさぞ楽しかろうな。それすら持たない僕は、歩く度に現れる目の前の小さな石にいちいち怯えている。