モノが溢れる

部屋が手狭すぎてモノがこれ以上置けん! いや、モノが多すぎて部屋が手狭になってしまったのか。いずれにしても、このままだとゴミ屋敷ならぬゴミ部屋一直線になりそうだ。
しかしよく考えれば、部屋に溢れているモノはよくメディアに面白おかしく取り上げられるゴミ屋敷のようなゴミではなくて、自分にとって価値のあるモノだ。自分だけにとってじゃない、一般的にも価値はあるはずだ。CD や DVD やら本やら機械やら、ゴミであるわけがない。
「ゴミであるわけがない」。もしかすると“ゴミ屋敷”の住人も、僕がどう見てもゴミにしか思えないモノについて、僕が自分の部屋のモノに価値を感じるのと同じように価値があると思っているのかも知れない。逆に言えば、僕の部屋のモノも実は僕だけが価値があると思い込んでいるだけで、世間一般ではただのゴミなのかも知れない。
しかし現時点で僕が部屋のモノについて価値を見出しているのは確かだし、問題はそれらに一般的な価値があるかどうかではなく、もう部屋が手狭になってしまっていることだ。倉庫用に家賃の安い部屋を借りるとか考えた方がいいのだろうか。