眠剤が不要なのに態々服用する

「この高揚感っていうか多幸感っていうか非現実感を味わうの堪らないのよね〜」となるともう精神依存。眠れるかどうかはもう焦点ではなくて、高揚感を味わいたいか味わいたくないかに遷移している。
しかしこのぐんにょりした世界に溺れてみるのもいい。感覚の余計な補正がオフになる。極めて「生」に近い感覚だけが残り、日常で僕を悩ます鬱陶しい考えなど引っ込ませてしまう。外界の感覚をそのまま無補正で受容し、脳がそれを楽しんで処理している。
これは危ない。