椅子が臭う、情報に酔う

何かもう本当にしんどかったので布団敷いて早めに寝ようとして、そのまま遊んでいたら日付が変わってから元気が出てきてしまった。悪いことではないが、変な時間に気分が変わるから困る。飲み物調達しなければならないし。
398 円のうどんがもろにぶっ掛かった椅子は、香水を掛けたり制汗剤を掛けたりエタノールを垂らしたり漂白剤を掛けたりボディソープで洗ったりファブリーズを買ってきて掛けたり日光に曝したりと色々な処置を施したものの、臭さが全く取れないので代用の椅子を使っている。何故あの匂いは取れないのだろう。
と考えたが、色々なものを掛けたからいけなかったのかも知れないと思い始めた。椅子の匂いを嗅ぐと、漂白剤の匂いが微かにする、ということがそれを物語っている。もしかするとあの臭さは漂白剤の匂いなんじゃないかとも思えてきた。ごちゃごちゃと掛けずに、最初からファブリーズだけを掛けていれば良かったのかも知れない。
しかし椅子はもういい。まず僕が 398 円のうどんを机の上に放置して逃げたのがいけない。もうずっとあの匂いが取れなかったら捨てるしかない。あの椅子も古いので、新しい、もっと座り心地のいい椅子を買えばいい。仕方がない。
情報に埋もれすぎて気分が滅入っている場合、一切の情報から遮断されるということは却っていいことなのかも知れないな。よく考えれば当然だが、如何せん情報は溢れ出すように僕に迫ってくるのだ。緊急地震速報を知りたいがために NHK ラジオを聞くと地震原発の話だし、何かネタはないかなとポータルサイトを見ても地震原発の話だし、録画しておいた番組を見ると L 字画面で地震原発の情報が流れているし、もう地震地震地震地震原発原発原発原発で気が滅入らされる。
ただし大災害なのは言う間でもなく、僕は関係ないからニュースが鬱陶しいとかそういうことでは全くなくて、ちょっと膨大な量の情報の波に酔ってしまっているだけなのだろう。しばらく、情報の渦からは離れていた方がいいのかも知れない。