やる気が出なかった

本当に全く出なかったので家を出る前に栄養ドリンク剤を飲んだ。プラセボ効果か本当に効いたのか知らないが、どうにか職場へ行く程度の気力は出た。それからは普通の日。
やっぱり年がら年中休みという状況に慣れると、そこから抜け出すのは本当に難しい。毎朝決まった時間に起きて、十時間働いて、決まった時間に寝る。小学生でもできているはずのこんな簡単なことができなくなる。僕はまた小学生にならなければならないのか。
生活時間が乱れた形のニート状態から抜け出すには、ある程度の期間を定めて時間の決められた生活を繰り返すのが良いと思った。いきなり働き出すのは荒療治どころか無謀だった。朝は必ず早めの定時に起き、行く場所を作る。だいたい九時から開館している図書館が最適だろう。今度からそうしよう。身体を慣らさないといけない。