怖いものは仕方がない

求人会社の人と面談することになってしまった。どんどんと覚悟が後押しされている。バンジージャンプの前で怖がりながら後ろの人に羽交い締めにされながら押されている気分だ。崖の先端がみるみる近くなって見える。
面談については困ってはいないけれども参った。色々準備しないと行けない。まず早起きしないと……。昼過ぎまで悠長に寝ている場合じゃない。あとスーツ引っ張り出してこないといけない。髪も切った方がいいのかも知れない。それほど長くないのでいいか。
しかしやべー超やべー。電車の閉塞感怖ええ。人混みの密閉感怖ええ。都心の洗練感怖ええ。面談室の圧迫感怖ええ。
やっぱりこうした一種の予期不安があるってことは、良くなってきたとは言えまだ病んでいるんだろうな。いくら何でも一度約束したものをキャンセルなんてできないから、当日は薬飲みまくってふわふわになって行くしかない。
でもどうせ数ヶ月後にはたぶん働かなければならないんだし、こうしてだんだんと慣らすことも必要なのかも知れないな。家に引きこもっていたら治るものも治らないだろうし。