さよならソフトバンク

iPhone 5s の電話番号を iPhone 6s で運用するにあたり、ソフトバンクから MNP して OCN モバイル ONE にした。
ソフトバンクは今年の 10 月が更新月であるけれども、月額はデータ通信定額制のないスマ放題で月額 3,360 円ほど掛かっており、契約解除時には契約解除料と MNP 転出料とで 12,500 円。一方 OCN モバイル ONE にすると既存のデータ通信の契約に加えて音声 SIM を追加すると月額 700 円の計算になり、追加契約料が通常 3,000 円のところ、4 月まで 0 円。
4 月から 9 月までの 6 ヶ月でどちらが得になるかと計算すると、ソフトバンクにとどまった場合は 3,360 * 6 = 20,160 円。OCN モバイル ONE に MNP 転入すると 12,500 + 700 * 6 = 16,700 円。3,500 円ほどの差となる。
スマ放題の場合は通話料がほぼ無料という点が最大の利点であったが、3,500 円は通話料としてどのくらいの通話時間分の料金になるだろう。OCN モバイル ONE での通話料が 20 円 / 30 秒というので、3,500 円 / (20 円 / 0.5 分) = 87.5 分。つまりはこの先 6 ヶ月間で 1 ヶ月あたり 14.6 分以上掛けると、10 月に MNP する場合でもスマ放題のソフトバンクの方がパフォーマンスが良いということになる。割ときついか。
ただし僕の場合はスマ放題からデータ通信定額制を解除してあるので、実質データ通信は従量制になるためにほぼ電話専用機として iPhone 5s を利用していた。これを iPhone 6s で運用する場合は端末が実にもったいないので、電話契約の安さを維持した上でデータ通信も行えるようにするには MVNO しかなかった。
それを考えると、この時期に MVNOMNP 転出したことは金額の上では妥当だったのかも知れない。