下剤

明日は休日なので、夕食後にふと下剤を飲もうと考えた。考えて、やめた。
下剤を飲めば便意が起こる。便意が起これば、例え休日であっても布団の中で用を足すことはできないから、眠りを断って起きざるを得ない。つまり目覚まし代わりに便意を利用しようというものである。そのために、そのためだけに下剤を飲もうとしたのだ。愚かしい。
などと書いていたら「そういえばあなた、ちょっとお腹が張っていない?」という黒い天使の囁きが聞こえたので、僕は下剤を胃に流し込みました。アーメン