5s への愛着

iPhone 6s (64 GB) を SIM フリー版で購入して MVNO で運用し、古いソフトバンク契約の 5s を通話専用機として生かす場合。

  • iPhone 5s : スマ放題を契約し、データ定額パックを外して通話し放題プランだけにして 2,700 円。オプションサービス諸々で + 812 = 3,512 円。二つ持つのは面倒なので普段はバッグに入れておき、掛かってきた電話は 6s の 050 plus に転送する。
  • iPhone 6s : OCN モバイル ONE(110 MB/日) + 050 plus で 1,050 円。050 plus は受信専用。

併せた月額料金は 4,500 円/月となり、端末価格は 106,560 円。
一方ソフトバンクで iPhone 6s を購入し、SIM フリーにもできない 5s はもう iPod touch のようなものとして使う場合。

  • iPhone 6s : 2,700 + 3,500 + 812 = 7,012 円/月。月月割適用後の割賦払いの端末料金は総額 1,605 * 24 = 38,520 円。

月月割で端末料金から引かれる分は 106,560 - 38,520 = 68,040 円。これが月当たりの支払金額の差では 68,040 / (7,000 - 4,500) = 28 ヶ月に相当する。
つまり 6s を購入し 5s を通話定額電話機として生かすような運用をすると、28 ヶ月以上この形態での運用を続けなければ 6s 単独でキャリアを利用した運用以上の経済面でのメリットがない。もっとも 5s を諦めて通話もほとんどしないが通話機能は維持したい場合は、キャリアなどとはとっとと MNP でお別れして 6s + MVNO の 音声通話契約で 1,600 円/月であるので、諸々の手数料を含めても一年程度の契約でキャリアでの運用よりも経済的に安上がりということになる。(よく考えたらもう 6s は購入しているので、経済的云々と言うなら今すぐ MVNO に移行すればいいのだが)
5s がもうダメダメだったら潔く諦めが付くのだが、なかなか性能がいいせいで iPod touch にしてしまうのが忍びないからこんなことになる。28 ヶ月先といったら、iOS 11 やら iPhone 7s やらが出ていてもおかしくなさそうだ。