iPhone 5s のケース

買ってから素のままでも手に馴染んでいたのでケースは買わないつもりだったが、iPhone 4sアスファルトに落として角に傷が付いてザラザラになってしまったので、ケースくらい装着しておこうと思った。
iPhone 4s の時は予備バッテリーを兼ねたケースを買って付けてはいたが、何せバッテリー付きであるから重いし大きくなるしで外してしまったことがあって、そんな時にたまたま落としてしまったのだ。仕方ないのでバッテリーは諦めて、常時付けておけるケースを探して、上の TPU ケースを買った。
TPU というものが何なのか知らなかったので調べたら、要するに硬いけれどグニョグニョする素材らしい(第525回:TPU とは - ケータイ Watch)。
この製品だと、電源ボタン、ボリュームボタンの上はそれぞれカバーされていて、サイレントスイッチは空いていて直に操作するようになっている。下部のイヤフォンジャックと Lightning コネクタは、ちょうどビーチボールの空気を入れる部分のようにそれぞれ必要時に開けられる仕組み。右側にはストラップ用の穴もあった。
カバーされている部分は、押しにくかったり勝手に押されているということもない。ちょうどいい具合で保護されている。ただ、イヤフォンジャックの部分はイヤフォンを差す場合に外向きに開く必要があって、開けたカバーの扉の部分が人によっては邪魔かも知れない。イヤフォンジャックのカバーなんて要らないよという場合は切り取る人がいそうだ。
ストラップが付けられる点は地味に良い。いや、かなり良い。電車のドア付近に立って iPhone を操作していて、手から滑り落としてしまったらどうしようと不安に駆られることもなくなった。iPhone にストラップってデザイン的にどうなの、と思っていたけれども、安心感とトレードオフすることにした。
このくらいの軽さと大きさでバッテリー付きのケースは……出ないか。