携帯電話を機種変更したはいいが

とうとう意を決して au ショップに行った。ネットで評判が良く、root も取れて特定のアプリの通信を遮断できる DroidWall も使えそうだったので、HTC の HTL21 とかいう機種にした。昼前に行って au ショップのお兄さんが丁寧に説明してくれたので腹が減った。
帰ってきて早速弄くる。ググりまくり。Lenovo の A1 や Nexus7 では割と簡単に root が取れたものだったが、HTL21 はキャリアの意向かメーカーの都合か、少し堅い。電話端末として実際に使うもの、しかも新品を弄くるのはかなり勇気が要る。ツールも情報も整っている iPhone でさえ、4S を買った後にそれまで使っていた 3GS を初めて脱獄したくらいだ。
弄くっていて気付いたのが、起動している状態で su や busybox を入れた後に再起動すると綺麗に消えてしまうことだった。HTC の端末に共通する仕様か、起動時に /system 以下を元通りにする機構があるらしく、それ以前に /system 以下に書き込んだファイルは消えないという。そのためにリカバリーモードの時点で書き込む必要があって、そのためにカスタムリカバリーを導入する必要があって、そのためにブートローダーをアンロックする必要があって、そのために内蔵記憶領域の一部を書き換える必要があって、そのために一時的に root を取る必要があるという、面倒臭い手順を踏まなければならなかった。初めの機構を取っ払う手段もあるらしいけれど、怖そうなので避けた。
凄いのは、こういう方法を初めに考えて実践した人だね。加えて情報をまとめている人。HTC速報のサイトはよくまとめられていて参考になった。
しかしだ、問題は料金だった。店で示された料金では、月額料金がこれまでの 3 倍近くなっていた。データ通信の定額料金がかなり大きな比率を占めている。時代がスマホに移るにつれて、キャリアはガッポガッポなんだろうな。
こうなると、僕は半日だけ働くとかそんな悠長なことやってられなくなるか。いい傾向か、悪い傾向か。