寝たくない

寝るとまた朝が来る。けれども寝なければ起きられない。遅く寝ると起きるのが辛い。しかし寝ると朝が早く来る。けれども、……。そんなループのうちに、結局布団を敷いて眠りに就いて、朝には起きる自分がいる。要するに、寝るしかない。
ただ、この良くはないが最悪ではない調子であれば、連続就業日数の記録は塗り替えられそうだ。職を持ったまま、初めて年が越せる。それについては特に何の感慨もないし、また四畳半で年越しの瞬間を NHKゆく年くる年を見ながらしんみりと迎えるのだろうけれども。箱根駅伝を見たらまた出勤か。結局は四連休だ。年末年始というものは、実は子供の頃考えていたよりも大した出来事ではないのだろう。
と、まだ一ヶ月も先のことを考える。これからがおそらく大変だろうに。