ネックは通勤

月曜は辛いな。土日で電車に乗らないわけだから、乗車中の感覚というか心構えというかそんなものが鈍って、揺れるわ人が乗ってくるわで火曜以降よりも緊張して通勤がしんどい。週の初めから気分が滅入る。
それでも遅刻しちゃならないから降りない、もとい降りられない。そして目的駅に着くと何か見えないものに追い出されるように電車から逃げ出すかの如く降りて、そのままクラクラしながら出勤して、何かもそもそと仕事を始めて、気が付けば帰る時間になって、混んだ優等列車に乗って、クラクラしながら帰ってくる。
仕事の時間は金を貰っているのだから苦痛は相殺されているとしてもだ。通勤は、それに掛かる金額を会社に負担して貰っているとは言え、何の利得も生み出さない。利得どころかクラクラだけだ。
この局面に来て、徒歩五分の職場は最高なんだなと思った。仕事の内容は単調で楽しくもなくもう二度とやりたくないと思うほどだったのが欠点だが。それでも今の職場で徒歩五分の職場での経験が活きているから、無駄だったとは思わない。
そして今の職場も徒歩五分であれば最高だったが、そんなに上手く行きやしない。徒歩五分の職場から逃げた代償が、電車通勤一時間なのかも知れない。
疲れたから寝たいが寝たらまたクラクラ地獄だ。今日よりはマシなのだろうが、一体いつになれば慣れるのだろう。