病んでいる

あることないことを一日中ずっと気にしていたらこりゃそのうち精神病むわ。というより、もう病んでいる。この、どうでもいいことをいちいち気にする性質はどうにかならねえかな。
自分の身体の状態を気にし、知人他人問わず周囲の反応を気にし、小さな音すら気にし、当然大きな音も気にし、過ぎた昨日を気にし、まだ来ぬ明日を気にし、ただ気にし続ける毎日。「気にし」は「憂い」に変えても同義になる。要するに全ての事柄において、もやもやした不安に支配されている。
だから抗不安薬といった類の薬を飲んでいる。飲んで頭をふにゃふにゃさせて考えさせなくする結果、不安から逃れられる作用がもたらされる。ただし、不安の根本的な原因そのものを取り除くものじゃない。抗不安薬を飲んだからといって、身体の状態が良くなりやしないし、周囲の人間や音が消えるわけでもない、当然、過去や未来が都合良くなるものでもない。薬の作用が切れれば、元通りの気にする自分が表れてしまう。
薬の効果は一時的なもので、根本的には何も変わらない、あるいは手助けにしかならないから、不安の要因を全て断ち切ることができない以上、結局自分の不安や感情に対する捉え方の側をどうにかしなければならない。それは解っている。解っているが、できない。
マジ糞だよ。ああ。