働きたいけれど

この地震の続く中で履歴書を書いて郵送で送ったのがもう先週のことだが、向こうからは一向に何の沙汰もない。どういうこっちゃ。送って翌日には着いているはずだから、担当の人はもう封を開けて見ているはずだ。
それなのにすぐ電話なり何なりで連絡がないということは、向こう側が僕を採るかどうか時間を掛けて慎重に考えているか、あるいはすぐさまお断りの手紙が郵送されたものの郵送ラグでポストに入るのが明日頃になるか、そのどっちかだろう。どちらにしても、面接に来てくれという連絡すらすぐにないということは、僕は諸手を挙げて採用を歓迎されている立場ではないということになる。
これが「少なくとも」の立場なのだから、採用されるのは残念ながらおそらく難しいだろう。前の職場のようにそこら辺の人手の足りない店ではない、企業で喩えれば中企業だ。大して優秀な人間でもなければできるだけ採りたがらないのは解る。しかも優秀どころか酷いボロボロの経歴だしな。職歴欄を一瞥されただけで、他の欄なんか見られもせずにシュレッダーに掛けられたかも知れない。
けれども一応連絡を待ってはいるから、余計な外出ができないので困る。履歴書にちゃんと携帯の電話番号も記載しておけば良かったな。
あんまり働きたくないのがもう本当のところは本心だけれども、現実は働かなければ食っていけないから働くしかない。応募した所が自分にとって最善の場所だと思ったが、そう甘くはないな。