憂鬱

テレビや新聞のニュースはもう見たくない。地震の酷い被害が明らかになったり余震だったり原発周辺の人たちが集団避難だったりで憂鬱になっているというのに、さらに仔細のニュースを見ると心がさらに憂鬱になる。確かに原発が危機的状況なのはそうなのだろうが、見たくない。関係ないとか関心がないとかそういうのではなく、ただもう見たくない。だから見ない。
そんな時は現実逃避しかない。寝るかゲームをするか、Suica ペンギンや地デジカをいじるか。しかし実際、寝る以外の気力がない。いつあれ以上の揺れが襲ってきやしないかという不安に飲み込まれてしまっている。真夜中でさえ揺れるんだから、もう睡眠導入剤に頼らざるを得ない。
と、震源地から 500km 程度離れている場所にいる僕が不安がっているのは僕がチキン過ぎるからだろうか。被災地の人たちはもっと不安なはずなのに、僕が不安がってどうするんだ。そう思うが、不安は拭えない。
ああ。