地震に実際に遭うと怖い

地震が起きた時は、コンビニで買ってきた 398 円のうどんを食べていた。そして食べ始めて間もなく揺れを感じた。
揺れるのは地震ではいつものことだから「揺れてんな」くらいにしか思わずにうどんを啜っていたが、何だかいつもと様子が違う。何十秒も長く揺れる間に次第にどんどんと揺れが強まっていくから、団地が倒壊して死んだら困るので外に飛び出した。
近くの広場にいたら知らないおばさんが来たので怖い怖いと話していると、地面さえ大きく揺れるので手を取り合って震えていた。何か知らないがどこからか犬が現れたので一緒にいた。
それで十数分かして揺れが収まって部屋へ戻ると、本やら段ボールやらでめっちゃくちゃになっているのでうんざりした。せっかくの 398 円のうどんも全部引っ繰り返って、もう食べられなくなっていた。
そんな光景を見たら何かもう片付けるのも面倒なので、近所の様子を見に行くことにした。泥だらけだったり道路がひび割れしたり隆起したりしていた。火災や建物の倒壊はなくて安堵した。
夕飯を買いにスーパーへ行くと「本日休業」の貼り出しがあった。今日は安売りだったのにな。仕方がないのでコンビニへ寄ったら、おにぎりやパンや弁当は全て売り切れていた。カップラーメンを買うしかなかった。
しかし震源から遠く離れたここでこんなになるとはな。こんなのは初めてだ。埋め立て地だということが影響してるのだろうか?
怖いので今日は寝られない。