調剤薬局を開業するプラン

もしあの実家の方のクリニックが院内処方をやめて院外処方へ移行して、医師とのコネを使って僕が開設者兼管理者になって開業したらと仮定する。ニート薬局と称したいが、働く人が後々困りそうなので無難に地名を付けた薬局名にする。
薬剤師は知り合いを誘ってみよう。月給 40 万。断られたらパートを募集する。クリニックの処方が平均して一日 60 と聞いたので常駐に二人は欲しい。
医療事務担当を三名雇う。試用期間・研修有り。犯罪歴を除いて資格・学歴・職歴・年齢・性別・顔面関係なし。職歴なしニートを優先して採用。危ないので車・バイク通勤禁止。僕が飲めないから飲み会禁止。就業中は私語禁止だがネット閲覧自由。非リア充・コミュ障も自分をごまかすことなく働ける職場。
という仮想夢のまた仮想夢を見る。問題点はノウハウと土地と元手の資本がないこと。これはクリティカルである。また僕が最終責任者となるので、何らかのトラブルがあった際には容易に精神的にダウンするであろうこと。
やっぱりやめよう。僕はリスクを背負うのは怖い。失敗して借金塗れになったら人生が終わる。僕はまだ死にたくない。
ところで「ニート薬局」と称する薬局は実際にあるらしい。現場の写真を載せている人がいたので見たが、だいぶ前から開業していそうな佇まいである。こちらの考える「ニート」とは違う意味を持つのだろうけれど、どんな意味を持って名付けたのか少しばかり気になる。