懺悔 2

やはりというか、肝心のお頭には会うことができなかった。どうも忙しいらしい。僕の方は忙しさ 0 % だからいつでもいいが、今日区切りを付けたかったな。
下の人とは挨拶を交わしたが、「今後はどうするの?」と訊かれて何にも決まっていないし動いていないので答えに窮した。「この職種が嫌なんで別の職種を考えています」とはまさか言えない。適当にお茶を濁すのが精一杯だった。
本当にどうするんだ僕は。