今日で八月もお終いか

クソ。何もできなかった。というよりしなかった。金を稼ぎもしなければ生活能力を高める行動もしなかったし、趣味を見付けて興じることもしなければろくに遊びもしなかった。結局、今月の半分程度の時間はクーラーの効いた涼しい部屋ですやすやと寝ることに充てていた。
これでいいのだろうか? いい訳がない。言い訳もできない。あえて言い訳を付けるとすれば、異様に暑いのがいけなかったのだ。夏は暑くて当然だ。しかし今年の夏はどうかしている。お天道様の気が狂ったとしか思えない。こんなに暑けりゃ気力も削がれる。という訳で何もする気力が出ませんでした、と。
そして身勝手な逃亡の果てに見えてきたものは、一年前にも見た自分の姿。おお、何処も成長していない。一年間僕は何をやっていたんだ。
来月はどうするか。何か自分にとってプラスな行動を起こさないといけない。ゼロであってはならない。もちろんマイナスであってもいけない。とりあえずダラダラと過ごすのはやめよう。例えば毎日図書館へ通うことであってもいいだろう。
本当はまた働き出すのがベストなのだろうが、僕は働くことについて無意識下で極度に怖がって尻込みしている。一体働くことの何に怯えているのか自分でも分からなくなってきた。これを理解するのも必要なのかも知れない。こんがらがった糸を解く作業のようだ。