若いのが羨ましい

僕より年齢が半分以下の人がネットしているんですよもう人間辞めたい。
2000 年生まれということは、アメリカで WTC へのテロが起きたときには母乳で育っていたのですか。僕はそのときは鼻糞をほじくり出しながら、世界中に驚きと恐怖の動揺が広がっていく様子をテレビの生中継で夜通し見ていました。あの日は今でも如実に覚えている。一方で彼らは全く記憶にないのだろう。僕が JAL 123 便の事故を全く覚えていないように。
ああ未来があるって羨ましい。彼らには無限に広がる未来が待っている。目の前の無数の選択肢の中から好きなものを好きなだけ選べる。それが若さだ。
若さを羨むほど僕は老いてしまったのか。いつから僕は駄目になったのか。人込みや乗り物が苦手な時点でどこか崩れ出していた気がする。するともう中学生の時点で駄目だったのか。
駄目だな。マイナス思考だから何を考えてもすぐに負のスパイラルに取り込まれる。僕にだってまだまだ選択肢は見えているのだ。ただ選択の幅が狭くなっただけで、何も全てが閉ざされたわけではない。まだまだやれる。