働きたくないわけではない


働きたくないと言いながら仕事に行っていますが僕だって人並みに働きたいのです。働いて税金を納めて生活費を稼ぎたいのです。経済的に自立したいのです。
その一方でやっぱり働きたくないという自分がいるのも確かで、僕の中にどんと居座っている。今の僕は働きたいと働きたくないが同居している状態なのだろう。
一体この働きたくないというものの正体は何なのだろう。何なのだろうと言うものの、だいたい今のところの察しは付いている。職場の遠さじゃない。賃金の低さでもない。仕事のきつさでもない。では何か。それは「働く意味を感じないこと」だ。
今の職種で二度働いて、結局二度とも辞めることになる。働く中で、働く理由=この職種の存在意義がつかめなかった。もっと根本的なところで、存在しなくてもいいとさえ思った。おそらく同じ職種ではもう無理だ。資格こそ持っているが、「できること」は「したいこと」ではなかった。もう責任感を持って仕事を務められない。
だから今度異なる職種に就くとしたら、まず自分の中でその職種の存在意義を明確にしなければならないのだろう。何故働くのか。働いて社会がどうなるのか。逆に考えれば、社会をどうしたいかという観点から職種を絞ることもできる。その方が志望理由も明確になって、モチベーションも維持できるはずだ。
しかし、こんなのは高校生の頃にやっておくべきだったのだ。遅すぎだ。