袋詰めじゃないんだ

僕の職種は接客業なのか専門職なのか分からんな。両者が混在している。
接客業的な面だけを見れば本当に簡単な仕事に思える。実際世間では「〜するだけでいい楽で給料の高い仕事」とかそう思われている。だから「〜のくせに」だのそういう文句がネットなどを見るとちらほら聞こえて来たりもする。まあそりゃそうだ。確かに接客という面だけを取り上げれば、相手にとっては過剰なお節介としてしか捉えられないことを行っていると僕も思ってしまう。
しかしその裏の専門職的な面では意外と大変な労力を費やしていることはあまり知られていない。一つ間違えたら命に関わることもあるし、中では様々なチェック機能を人的リソースを掛けて働かせている。お節介と思われる接客面でも、専門職だからこそお節介にならざるを得ない点もあるからなってしまっているわけだ。
しかしそれがほとんど世間には理解されていない。だからお節介だと怒る相手もいるんだろうと思う。この職種は理解されていない職種の五本の指くらいには入るんじゃないだろうか? もっと職能団体の偉い人たちには世間に対しての啓蒙活動の推進を期待したいが、それができていないからこそ現在の状況があるんだろう。そして今後もできない。政治力のあるんだかないんだか分からない団体に期待したところで何も変わらない。
このままだとアレだ。世間と同じような認識しか持っていない「政治家」に、事業仕分けやら何やらで要らない職業だと認定されて色々と大変なことになる。最悪の場合我々末端の給料が減ってしまう。職能団体の偉い人たちは果たしてそんな危機感を持っているのか?
その前に僕が末端として真っ当な役割を果たせるかどうかなんだろう。