やる気が出ない

もう音声認識装置に喋り掛けて生活における全ての行動を操作したいくらいやる気が出ない。
パーマンコピーロボットがあれば僕の代わりにコピーの僕が働いて僕はだらだらしているだけでいいのだろうが、きっとコピーの僕も面倒臭がりだからだらだらしたがるに違いない。だからコピーの僕もコピーロボットを持ち出してコピーのコピーの僕を作り出してだらだらするのだろう。しかしそのコピーのコピーの僕も面倒臭がりだからだらだらしたがり、コピーロボットでコピーのコピーのコピーの僕を作り出してだらだらする。そのコピーのコピーのコピーの僕もまたコピーのコピーのコピーのコピーの僕を作り出してだらだらする。そうして僕の部屋は僕とコピーの僕だらけがだらだらする状況になる。考えただけで気持ちが悪い。