今日で九月もお終いか

七〜九月の四半期が今日で終わる。特別何も起こらない四半期だった。
そして働くことに向けても何の進歩もなかった。七月頃は「衆院選が終わったら働く」とか言っていたのにいざ選挙が終わってみたら全然動き出していないしマジ笑える。僕は今までも、そしてこれからも、いつまでもこうして口だけマシーンで居続けるんだろう。本当に何の進歩もない。それどころか僕を働かせる気持ちへと向かわせる意欲は、身体の不調を気にし過ぎる僕の愚かな部分に引きずられるようにして、ますます失われて細くなっている気がする。
唯一の進歩したと言える点は、本を読んだことくらいだ。三ヶ月で二十冊程度だったが、それでも僕の生きてきた中で最も多く本を読んだ時期だろうと思う。それまでが本を読まなさすぎたに過ぎないのだろう。僕にはただ無駄に時間だけがあるから、最低でも一日一冊くらい読む余裕はあるはずだ。ただし集中力が続かないから読めない。読めないことを恐れて、まず読もうとしない。読まずに楽な方へ楽な方へと逃げていく。これは改める余地がある。
今年も残すはあと三ヶ月。「三ヶ月しかない」と捉えるか「三ヶ月もある」と捉えるか。僕はあまり悲観的にはなりたくないから、「三ヶ月もある」としか思えない。けれどもその楽観的な見方の裏返しには、堕落へと繋がる可能性というものが引っ付いている。すでに堕落していると言えばそれまでだが、何とかしなければいけない。何とかしなければ。