トラビアンとかドラゴン何とかとか

これとかあれとか、シミュレーション RPG と呼ばれるブラウザゲームがある。別名ニートゲーム。こんなゲームに手を出してのめりこんだら最期だ。
こういうゲームがニートゲームたる所以は、一日中ディスプレイの前に張り付いているプレイヤーが明らかに優勢になる仕組みにある。一度やれば解るけれど、ほんの少しの時間でもトイレに立とうものならば、その間にどこかの糞ニートプレイヤーがその暇で暇で仕方ない時間を費やして造った大量の兵士で攻め込んできて、それまでこつこつと溜めていたこちらの兵士が一瞬の間にして全滅なんてこともある。そうなるともう打つ手がなくなって、ゲームを辞める以外になくなってしまう。酷いゲームだ。
そう言いながら僕も今年の初め頃の一時期はトラビアンをやっていて、できるだけ優位に立とうとしてクレジットカードで三千円ほど課金なんてこともしたりしたが、今から考えれば僕は実に馬鹿だったと思う。稼いでもいないのに金の無駄遣い。しかも何も残らないゲームに。もったいない。無料でやっていたとしても、大いなる時間の無駄遣いだ。途中からそれに気付いて、全部の兵士を近場のプレイヤーの村に当て付けで攻め込ませて辞めた。
時間の余り余っているニートの虚栄心をくすぐって課金をさせて儲ける。上手くできたシステムだ。本人が楽しければどうでもいいのだろうけど。
逆に言えば、楽しんだ者勝ちなんだろう。もっと率直に言えば、現実云々は抜きにしてそういったゲームに本気で打ち込み楽しめる姿勢が、羨ましくもある。